初心者のソルトルアー釣行記　ｉｎ神奈川～season7～

スマホ普及率向上に伴い様々なSNSが台頭し。
誰でも気軽に撮影した写真をSNSに投稿して、『イイネ』を貰う様な承認欲求に満ち溢れている昨今。

それを知ってか！？しらずか？！定かではないが。
外食産業がSNSに媚びている事は、察しのいい貴殿らなら感じているところであろう。

端的に言うと、巷で話題のグルメは、バリューアップの名の下に、SNS映えさせる為、
安い食材を用いてフォトジェニックに魅せる様に盛り付けられ。
思わず写真を撮って、投稿してしまいたくなるようなロジックが組み込まれている。

何故ならば、有名人が撮影投稿しなくても、モブキャラレベルの友人知人のコミュニティー内における、
撮影投稿シェアですら、宣伝効果として十分機能するからだ。
それがマイルドヤンキーならば、こうかはばつぐんだ！！！


店主サイドからすると、安い食材でフォトジェニックに盛り付けて、
メニューの単価を上げて提供出来ればしめたもんだ。
宣伝＋バリューアップでWINWINだからだ。

客サイドからしても、フォトジェニックに飯テロ出来て、お洒落な私を演出できる。
すなわち自己陶酔型充足感を満たすことができる。

量産型店主
「なぁーに、盛り付けを変えて、値上げして、適当にネギともやしをぶちまけとけ！！」

「あとは、マイルドヤンキー達が勝手にインスタグラムに投稿して宣伝してくれるからよ！！」

「言わせんな恥ずかしい！！」

・・・みたいなやり取りを想定する。

前置き長くなりましたが、横浜は阪東橋の商店街から少し外れた片隅に、
そんな昨今の風潮に逆行するかの如く。
ノスタルジックで凛とした佇まいの店構えの焼きそば屋がある。

昭和25年創業。
90歳のおばあちゃんが切り盛りする『磯村屋』である。
http://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140306/14009912/dtlrvwlst/
店内も店外もノスタルジック。
心地よい昭和の空気が流れる・・・

勿論、単騎特攻！

三色焼きそば（中）350円
このスティーロ狂気につき・・・
インスタグラムに魂を売った飲食店の店主土下座レベル。

この店には、経済成長とテクノロジーの進化とともに、僕らが失って行った『何か』がある。
その『何か』を感じんが為に、一度訪麺されたし。

小職は小食なので焼きそばのみの注文としたが。
一律85円のおでんもあった。
おでんは気温の関係で夏前には一旦無くなってしまうそうだ。

挑戦したらレポートよろしく！


Suck a Stew Dry 「遺失物取扱所」